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楽天とTBS

楽天はTBS株を19.1%まで買い増し・・・。

TBSに経営統合を迫る・・・。

しかし、筆頭株主は何でもできるというものでもない。

時価総額は楽天が上回る・・・とはいっても、楽天の株価には『成長』分が入っている。成長分は成長期が終われば剥げ落ちる。セガやセシールなどの株価がいい例でしょう。

株主資本はTBSが約3250億円、楽天が約535億円。

企業の合併などのときには株主資本が重要になるはずだけれど・・・。

ニュースから

<NQN>
◇<JQ>楽天が安い――TBSとの対決色鮮明に、財務悪化懸念
(9時5分、コード4755)前日比600円安の7万4000円と小幅続落で始まり、その後やや下げ足を速めている。前日26日にTBS(東証1部、9401)株を発行済み株式の19.09%となる3627万株まで買い増したと発表した。TBSによる買収防衛策発動の条件である20%に迫る水準。追加取得によって経営統合交渉の早期開始を迫る狙いとみられるが、TBSは不快感を表明するなど両社の対決色が鮮明になってきた。SBI(東証1部、8473)の北尾吉孝最高経営責任者(CEO)が「楽天の意図をくじくいいアイデアがある」と発言するなど、事態の長期化や他社を巻き込んだ泥沼化に対する懸念に加え、楽天の財務体質悪化を嫌気した売りも続いている。
 楽天はTBS株取得のため25日までに1110億円を投じたことを明らかにしており、有利子負債残高(金融事業を除く)は1500億円程度に達したもよう。27日付毎日新聞朝刊は、楽天がTBS株の株式公開買い付け(TOB)など敵対的買収に乗り出した場合は「三井住友銀行など主力3行は、TBSとも長年の取引があるとして、追加融資に応じない方針を固めた」と報じている。ゴールドマン・サックス証券は楽天に総額2000億円程度のエクイティファイナンス(新株発行による資金調達)を提案しているほか、子会社である楽天証券などの上場案も浮上しているが、市場では「見え透いた無理のある資金調達という印象が強く、TBS買収の確度が高まらない限り、投資家が好意的に応じるかは疑問」(準大手証券の小型株情報担当者)との声が出ている。〔NQN〕
<日経>◇テレ東社長「TBSにとって有用性ない、楽天は撤退すべき」
 テレビ東京の菅谷定彦社長は27日の定例会見で、楽天がTBSに経営統合を申し入れていることについて「楽天の提案はTBSにとって有用性がなく、撤退すべきだと思う」と語った。
 さらに楽天が傘下に証券会社を保有している点について、インサイダー取引の観点からも問題があると指摘。「特定の株主が前面に出てくるのは報道機関にとっては自殺行為」と語り、TBSの防衛姿勢を支持する考えを示した。
 また、菅谷社長はテレ東株について、ライブドアグループが発行済み株式数の1.5%強、村上世彰氏の関連ファンドが0.5%弱、安定株主が75%程度を保有している現状を認めた上で、「株主には長期友好的な保有をお願いしたい」と語った。
<日経>◇楽天、TBS株取得に1110億円・財務体質悪化に懸念
 楽天は26日、TBS株取得のため25日までに1110億円を投じたことを明らかにした。この結果、有利子負債残高(金融事業を除く)は1500億円程度に達したもよう。同社の買収戦略は株高を利用したエクイティファイナンス(新株発行による資金調達)と密接に結びついているだけに、財務体質の悪化懸念が株式市場に広がることの影響は大きい。一方、TBSは26日の企業価値評価特別委員会で、楽天の財務分析に着手することを決定、同社の弱点を探る構えだ。
 ヤフー、楽天、ライブドアのネットを代表する3社の有利子負債には大きな差がある。ヤフーが2億円(9月末)、ライブドアが171億円(6月末)なのに対し、楽天は4843億円(6月末)に及ぶ。
 この違いは金融分野を中心に旅行サイトやポータル(玄関)サイトなど買収を繰り返してきた楽天の戦略にある。買収にあたってはまずは銀行からの借入金で資金をまかない、ある程度の規模に達したところで、エクイティファイナンスを実施して借入金を返済するのが楽天流。大型買収をほとんどせずに自前の事業の拡大で急成長したヤフーとは対照的だ。
 しかも、最近まで買収に伴うのれん代を特別損失として一括費用計上してきた。毎期一定額を費用計上するのに比べ経常利益が大きくなる。これにより高株価につなげ、活発な買収戦略に結びつけてきた。
 一方で楽天は6月末で700億円を超える未処分損失を抱える。実際には資金が社外流出するわけではないが、特損で処理する費用が膨らみ、株主資本はその分小さくなる。かつては「無借金経営」の同社も6月末の株主資本比率は4%台にまで下がった。
 楽天はTBS株の取得に際し、最初に15%超の買い付けに必要だった約880億円を金融機関からの借り入れで確保。その後、主力4銀行からの短期融資枠(コミットメントライン)を当初の300億円から800億円に増額した。次の一手はゴールドマン・サックス証券が楽天に提案したとされる2000億円規模のエクイティファイナンスだ。
 ただ楽天の株価は今年に入ってさえない。1月6日に1兆5000億円あった楽天の株式時価総額は現在9000億円弱。特にTBSに経営統合を提案した13日以降の落ち込みが大きい。市場はエクイティファイナンスを織り込み始めており「需給バランスの悪化懸念が強い」(中堅証券)との声が出ている。
 高株価が維持できなければ、資金調達計画に狂いが生じかねない。TBS株を買い増せばさらに有利子負債は膨らむ。財務体質の悪化懸念がさらなる株安につながる悪循環さえ起きかねない。それだけに楽天はなるべく短期に結果を出したいとの思惑もあるようだ。

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